第4回 食とアートのコラボレーション かおりを楽しむ食事
Mindful eatingとは,2000年頃から米国の研究者J. L. Kristeller氏らが提唱してい る食についての考え方であり,心豊かに食事をすることによって,健康的な食生活を回復・維持していこうとするものです.
なにより,食事を楽しむというのがMindfuleatingの基本です.神奈川工科大学では,この食と心に関する新しい研究テーマであるMindful eatingを取り上げ,この分野の研究について,食育の観点と共に,一般の方々にも理解を深めていただくためにお話と食事の会を開催しています.
この企画では,身近な食に関する分かり易い解説,食に関連したアートのお話,魅力ある音楽を楽しみ,最後に,本学学生提案のオリジナルのレシピによるお料理を召し上がっていただきます.第4回となる今回の食のテーマは,「かおり」です.
※第4回「食とアートのコラボレーション」の募集は終了いたしました.たくさんのご応募ありがとうございました.
開催日/2015年1月10日(土) 午前11時~午後3時 会 場/神奈川工科大学カフェテリア(情報学部棟12階)
●応募資格/18歳以上の方●募集人数/30名(募集人数を超えた場合は抽選とさせていただきます.)●参 加 費/一人1,200円(当日会場で申し受けます.ワイン等の飲物については別途とさせていただきます.)●お申込み締切日/2014年12月19日(金)午後5時
プログラムのご紹介
かおりを楽しむ食事
お話:饗場 直美 (神奈川工科大学栄養生命科学科教授)
味からかおりに食事の楽しみ方を広げたいと考えています.味のレセプターはそれぞれの味に対して1種類しかありませんが,においのレセプターは約1000種類もあると言われています.食物のにおいと,食べる時のかおりを楽しむ意味について,ご紹介いたします.
フェルメールとその暮らし
お話:林 綾野氏 (キュレイター)
今回のテーマは,オランダの画家フェルメールです.フェルメールの生きた17世紀は,オランダが航海術の発達にともない,世界の海へ乗り出していった時期,まさに黄金時代でした.魅力あふれるフェルメールの作品を,当時の人々の暮らしぶりから眺めたお話をしていただきます.
ピアノとネオヴィコードによる演奏
演奏とお話:Hakuei Kim氏 (ジャズピアニスト)
今回はネオヴィコードとピアノによる演奏です.今回のテーマにインスピレーションを得た新作も発表予定です.ゲストプレーヤーとして,ベーシストの西嶋徹さんをお迎えする予定です.西嶋さんはバイオリニスト葉加瀬太郎さんのバンドメンバーとしても活躍されています.
ベーシスト 西嶋徹 氏
1973年東京生まれ.5才よりヴァイオリンを始め,高校の頃よりエレキベースを始める.大学を卒業後コントラバスに転向する.Su,Nervio,west/rock/woods,「森」cuatrocientos,tango-jackなど,ジャンルを問わず様々なグループに参加している.これまでサポートしたアーティストはJazztronik,Pablo Ziegler,青木カレン,上妻宏光,中孝介,綾戸智恵,ウィリアムス浩子,小野リサ,カルメンマキ,木住野佳子,小松亮太,須永辰緒,中島美嘉,葉加瀬太郎,長谷川きよし,古澤巌,ワサブロー,など.2014年3月にピアニスト林正樹との2枚目となるDUOアルバム「El retratador」をリリース.
企画協力
北村 美香氏(食ジャーナリスト)
早稲田大学卒業.広告代理店を経て, 食関係の執筆, 編集に携わる. 国内外の食事情を取材リポート,料理単行本の編集を手がける. 「婦人公論」「エクラ」「ヌメロ東京」「GQJapan]などに執筆. 朝日新聞にコラム「ジョシ目線」を連載中.
お食事
「かおりを楽しむ食事」
今回は,「かおり」をテーマにした料理をご提供します. 本学の栄養生命科学科の学生の作品から審査により選ばれたレシピにもとづきます.
(写真は,第2回の時のものです.)
リーフレットのダウンロード
●第4回「食とアートのコラボレーション」 プログラム, 公演・出演者の詳細が掲載されたリーフレットをご用意しております. 左の画像をクリックしてダウンロードください.(2.24MB)
会場へのアクセス
● 路線バスの場合
小田急線本厚木駅東口から約3分の厚木バスセンターから乗車.約25分・現金290円(IC288円).
10:00発(神奈川工科大学前経由「青年の家行」)
10:30発(急行「神奈川工科大学行」)
10:30発(神奈川工科大学前経由「鳶尾団地行」)
● タクシーの場合
小田急線本厚木駅北口タクシー
乗場から約20分
● 自家用車の場合
東名高速厚木ICより約9km. 本学ホームページのアクセスマップをご参照ください.http://www.kait.jp/directions/